新南陽地域カルテ(富田地区)
地区内人口の推移
1.人口減少の類型:第一段階(老年人口のみ増加)
2.地区内人口動向:人口増減率は、市街化区域より5.0%下回る。高齢化率は、市街化区域を下回る。
3.人口集積状況:40人/ha以上の人口メッシュが連担しており、人口集積の高い地区である。
(単位:人、%、人/ha)
年齢区分 | 平成12年 | 平成22年 | 平成47年 | 増減率 |
---|---|---|---|---|
年少人口 | 3,418 | 3,010 | 1,638 | -45.6% |
生産年齢人口 | 12,835 | 12,294 | 8,775 | -28.6% |
老年人口 | 3,321 | 4,382 | 5,169 | 18.0% |
総数 | 19,574 | 19,686 | 15,582 | -20.8% |
高齢化率 | 17.0% | 22.3% | 33.2% | 10.9% |
人口密度 | 12.0 | 12.1 | 9.6 | -20.8% |
※人口は、500mメッシュ換算。
地区内公共交通の現況
1.公共交通施設立地:JR新南陽駅、路線バス(バス停多数)
2.公共交通利便性:運行本数15本/日以上のバス路線が多数
3.利用圏域人口状況:人口密度は、市街化区域平均より4.3(H47:3.8)人/ha上回る。増減率は、1.4%上回る。
地区内公共交通圏域人口と人口密度の現況
H22年 | H47年 | 増減数 | 増減率 | |
---|---|---|---|---|
圏域人口(人) | 23,337 | 18,246 | -5,091 | -21.8% |
圏域人口密度(人/ha) | 37.6 | 29.4 | -8.2 |
地区内生活サービス施設の状況
1.生活サービス施設立地:JR新南陽駅周辺、県道沿いを中心に、生活サービス施設が多く立地。
2.利用圏域人口状況:
■スーパーマーケット
人口密度は、市街化区域平均より3.9(H47: 2.2)人/ha下回る。
増減率は市街化区域平均より2.6%上回る。
■診療所
人口密度は、市街化区域平均と同程度である。
増減率は、市街化区域平均より2.1%上回る。
地区内の施設の立地状況
(単位:施設数)
スーパー | 病院 | 診療所 | 行政施設 | 図書館 | 文化施設 | 子育て支援施設 | 金融機関 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
6 | 1 | 25 | 1 | 1 | 1 | 4 | 6 |
地区内スーパーマーケット・診療所の現況
スーパー | 診療所 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
H22年 | H47年 | 増減数 | 増減率 | H22年 | H47年 | 増減数 | 増減率 | |
施設数 | 6 | 25 | ||||||
圏域人口 (R=800 m) |
23,115 | 18,393 | -4,722 | -20.4% | 24,078 | 19,077 | -5,001 | -20.8% |
圏域人口密度(人/ha) | 31.0 | 24.7 | -6.3 | 28.9 | 22.9 | -6.0 |
地区の課題
居住
年少人口の現象が顕著であり、人口増減は、市街化区域を下回る。定住等の促進、高齢化への対応、人口密度の維持等が課題である。
都市機能
地域都市拠点として都市機能が集積しているが、生活サービス施設の利用圏人口は減少しており、生活利便性の維持等が課題である。
公共交通
公共交通の利便性の高い地区であるが、利用圏域人口が減少しており、公共交通サービスの維持が課題となる。
生活サービス施設・公共交通と人口密度の状況(H22⇒H47)
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